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1位思考

出版社/ダイアモンド社
著 者/猿渡歩
ガジェット好きで出張の多い私は、バッテリーや充電器でコスパのいいものを常に買い求めてきましたが、そのお気に入りなのが「アンカー・ジャパン」創業9年目で売上300億円、オンライン市場ではシェア1位を獲得しています。後発ながらも競争を勝ち抜く極意はどこにあるのか。躍進の背景にある習慣と思考、CEO自らが語った一冊です。

<学びのポイント>
・事業継続のために「負けないゲーム」をする。コア事業で利益を上げつつ新事業を立ち上げる。
・レッドオーシャンの中で、差別化できる強みを見つける。また、それを常にお客様目線で磨き続ける。
・製品は「永遠のベータ版」と捉え、開発・発売後も常にアップデートを継続し、バリューを生み出す
・お客さまと直接コミュニケーションを取り、意見を聞き、製品に反映する。
・意思決定をすばやく行う。経営者が下す意思決定の数が、メンバーの成果、成長につながる。
・ちょっとしたことにこだわり続け、100%を目指す。それがやりきれたときに、圧倒的な強みになる。
・1%にこだわる習慣を組織全体に定着させる。そうすることで、皆で高め合い、前向きに成長していく集団になる。

個人的には、「永遠のベータ版をアップデートし続ける」「お客さまの声を聞く」「小さなこと(1%)にこだわる」等、シンプルなことばかりですが、継続してやり続けることが案外難しいことを大事にしているんだなと感じました。