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指導者の条件

出版社/PHP研究所
著 者/松下幸之助

松下幸之助氏が著名な指導者の事例を引用し、指導者に必要な考え方や姿勢、行動について解説したリーダーシップの名著です

<学びのポイント>
●指導者は、感情や利害に囚われずに、物事をあるがままに見ることに努めること
●指導者にとって大事なことは、志を立て、その志を持ち続けること。そのためには絶えず自らを刺激する。
●指導者は1%でも可能性が残っている限り最後まで諦めてはならない。
●人は自主性を持って仕事をして初めて成長する。故に部下の自主性を引き出すことが重要である
●指導者は失敗したときは「敗因は全て我にあり」という考えを持つこと。
●自分の正しいと信じる方針を貫くためには、非難などに耐える忍耐心が必要である。
●人を使うコツは、信頼して仕事を任せることである。
●最後に人を動かすものは誠実さである。
●人は目標が示されると、その目標に向かって知恵と力を結集させるものである。

個人的にはやっぱり「誠実さ」が最も大事なのかなと思いました。尊敬する吉田松陰も「至誠にして動かざるものは、未だこれあらざるなり」という名言を残しています。最後はそこかなと思いました。