VIBRANCE

残念な人の仕事の習慣


出版社: アスコム
著者: 山崎将志

本書は、著者の『残念な人の思考法』の続編的なものです。2冊セットで読むと作者の主張が深く理解出来ると思います。要は、「思考法」のほうが、「頭は悪くないのに仕事ができない人の理由」を述べた内容、本書は、“残念な人”がやってしまいがちな仕事での「残念な行動」にフォーカスしたものです。“残念な人とは”・・・「こなす仕事」しかできないビジネスマン、混んでいるのに利益が上がらない飲食店、いつも門前払いされてしまう営業マン、就職面接で「残念」な志望動機を述べてしまう学生…等のことを指しています。

本書は、「思考法」同様、残念な実例、例えば、ちょっとした工夫で不必要となる「無価値な熟練」を放置している管理職、「呼び出しボタン」を作ったせいで、呼び出されないと応じなくなったファミレス等、身近なことがらが引用され、大変わかりやすい内容になっています。

特段具体的な解決策は示されていませんが、上司が部下を、顧客が会社をどう見ているか、つまり自己客観視をすることの重要性という点で読み応えのある一冊です。自分自身、また自部署/自店の仕事を振り返る上でも、多くの気づきがある一冊だと思います。ぜひ読んでみてください。

Copyright©2010 VIBRANCE Co. All Rights Reserved.