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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら


出版社: ダイアモンド社
著者: 岩崎夏海
今年一番売れたビジネス書と言っても過言ではないでしょう。噂では100万部突破も近いとか。マネジメントの神様であるピータードラッガーに、再度ビジネスパーソンが立ち返るきっかけになった1冊です。内容も面白い。タイトルの通り、女子高生が読んで実践したのだから、マネジメントというものを、わかりやすく解説してあります。

主人公みなみが、あるきっかけから野球部のマネージャーを引き受けることになり、マネージャーの仕事とは何かを学ぶために、"よくわからずに購入したドラッガーの「マネジメント」"。
そもそもこの不可思議な設定が、ドラッカーの理論をかえってわかりやすく解説してくれます。「われわれの事業は何か。何であるべきか」また「顧客とは誰か」という問いについても、明快な回答を引き出すことができます。
ドラッガーの名言は全てが参考になりますが、私的には「人を管理する能力、議長役や面接の能力を学ぶことはできる。管理体制、昇進制度、報奨制度を通じて人材開発に有効な方策を講ずることもできる。だがそれだけでは十分ではない。根本的な資質が必要である。真摯さである。」という言葉が好きです。本書でも、主人公がこの言葉を読んで涙が止まらない場面があります。あまりに壮大なテーマすぎたのでしょうか。ある意味、マネジメントをする立場にある人の全員が、改めて問い直してみる必要のあるものです。最近、松下幸之助さんの書物が話題になっていますが、内容は「マネージャーとしての姿勢」を問い直しているものばかりでした。
私の妻も読みましたが、「主婦でも参考になることばかり」といっていました。多くの気づきがある書物かと思います。
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