毎年冬場に、山形・天童に出張しています。もう10年近くになるでしょうか。
ちょうど時期的にも雪が多い時期で、宿泊先の前はいつも銀世界。
南国生まれの私は、革靴にスパイクを装着しないとスムーズに歩くこともできません。
(実は以前転倒して軽い脳しんとうをお越し、そのときにスパイク買いました)
宿泊先の部屋からは、朝はまだ日が昇る前の早い時間から、雪かきをされる姿がいつもの景色。
雪かきが終わると、雪で道が渋滞するので、早めに出勤されるようで
人によっては職場についてから、今度は職場の雪かきをするとのことでした。
夏場よりも2時間近い早起き。雪国で生活するためには「仕方のないこと」だと言われます。
雪と向き合うことが「生活習慣」である雪国の人は、辛抱強くなるはずです。
こういった「地域性」が創り出す、考え方や行動習慣をよく理解した上で
マネジメントや人材育成に取り組む必要があるなぁと、行く度に感じます。
何もかも全てが、全国共通、またグローバルというわけではないですし
それぞれの地域で働いている人で、企業が成り立っているわけですから
こういったことも踏まえ「カスタマイズ」を進めるべきだと思いました。